シルクフィブロイン

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シルクフィブロインとは?

「シルクフィブロイン」の発見

「シルクフィブロイン」の発見は、東京農業大学 農学博士 長島孝行氏によるもので、これは”シルクのもつ機能”について研究していた過程で発見されたものです。
もともとシルクといえば、気品高い繊維として古くから日本でも利用されてきた繊維として知られています。
東京農業大学では10年以上前からシルクについての研究が進められ、繊維としての利用だけでなく、シルクが蛋白質であることを原点に、ナノ構造や機能性研究そして加工技術などの多方面に渡る全く新しい研究が進められてきました。

長島孝行
長島孝行(ながしまたかゆき)

東京農業大学 農学部 教授 農学博士 ニューシルクロードプロジェクト代表

専門:

インセクトテクノロジー、自然に学ぶものづくり、バイオミメティクス、エネルギー環境問題

出版物:
  • ■蚊が脳梗塞を治す! 昆虫能力の驚異(2007年)  講談社α新書
    ■千年持続社会、共生・循環型文明社会の創造(2003年) 日本地域社会研究所
    ■自然に学ぶものづくり(2004年) 積水化学工業
    ■昆虫テクノロジー研究と産業利用(2005年) シーエムシー出版
    ■地球大学 講義録、3.11後のソーシャルデザイン(2011年) 日本経済新聞出版社、竹村
      真一+丸の内地球環境倶楽部
    ■インタビュー本、対談本:
      ① テクノロマン・インタビュー、明日の技術を夢見る研究者に聞く(2010年)商工ジャーナル
       編集部編、聞き手・筑紫新
      ② 脳は天才だ!(2008年)、日本経済新聞出版社、聞き手・茂木健一郎
      ③ 自然にまなぶ!ネイチャーテクノロジー(2011年)学研   他多数
    ■番組出演本:ネプ理科実験室(2007年)、TBSテレビネプ理科製作委員会編、情報センター出版局
    ■原著論文 70編以上
その他:
  • ■日本野蚕学会評議委員、野蚕学会会報編集委員長、千年持続学会理事、生物資源協会理事、 NPOナノバブル研究会理事、オーガニックコスメ協会理事、富岡シルクタンパク協議会顧問、インドネシア ロイヤルシルク特別顧問、松田養蚕場顧問
    ■科学技術庁科学技術フォーラム委員(2000年)、東京コレクション「SILKY WAY」津村耕佑+長島孝行 参加(2001年)、文部科学省科学技術調査委員(2002年)、未来を創る科学者達(2003年、2010年)、JST(文部科学省)
    ■「愛・地球博」日本ゾーン 中部千年共生村・生物力監修(2005年)
    ■洞爺湖サミット科学技術プレゼンテーション協力者(2009年) 
    ■メディア出演等
    TBSネプ理科レギュラー、テレビ・ラジオ出演・新聞雑誌取材など100を超える

「シルクフィブロイン」とは?

シルクには、フィブロインという蛋白質が約75%、数種類のセリシンという蛋白質が約25%含まれていますが、ここから純粋なフィブロインタンパクのみを取り出したものが「シルクフィブロイン」です(製法特許)。
フィブロインタンパクは、レジスタントプロテインであると同時にナノレベルの基本構造を持ち、非常に複雑な形状をしており、原子間力顕微鏡レベルでは多孔質のようにも、らせん状のようにも見えます。この複雑な隙間に吸脂性という機能が生まれ、消化し難いという性質から脂肪を吸着したまま体外へ排泄すると考えられているのです。

脂肪吸着素材「シルクフィブロイン」製法特許:第4074923号

シルクフィブロインはシルクに含まれるフィブロインタンパクのみを特殊な製法により抽出したものです。
シルクフィブロインは吸脂性多孔質を持ち、体内の余分なコレステロール、脂肪を吸着し乳化した状態で体外に排出します。21世紀の医療技術としても注目されているナノ技術と、蚕の力から生まれたこれまでにない蛋白質で、東京農業大学 農学博士 長島孝行氏と弊社との共同研究の末、食品としての開発に成功した新素材です。

「加水分解シルク」と「シルクフィブロイン」の違い

シルクを加水分解するとアミノ酸になります。このアミノ酸にはシルク蛋白の機能は失われ、体内で消化されてしまいます。
一方、シルクフィブロインは原料のシルクからセリシンという蛋白質を除去し、更に分子量35万~37万の状態から限外濾過という方法で1万~3万の分子量にしています。
腸管で吸収されるのは分子量5000以下の物質なので、脂肪を吸着したシルクフィブロインは、腸管で吸収されずに体外へ排出されるのです。

「シルクフィブロイン」の特徴

シルクは手術用の縫合糸として使われるほど生体親和性が高く、人体には無害の安全な素材な上に、薬品ではないので副作用もありません。シルクフィブロインを食事と一緒に摂ると、その孔に油脂の粒子が入り込み、吸着して体外へ排泄します。

「シルクフィブロイン」の機能性

  • ■高い吸脂性を持つ
    • ・中性脂肪値の低下作用
    • ・血糖値の低下作用
    • ・ヘモグロビンA1c値の低下作用
    • ・コレステロールの低下作用・正常化作用
  • ■生体親和性
  • ■UVカット(皮膚へ塗布した場合)
  • ■無味無臭
  • ■形状変化が可能(基本構造を変えないで、見た目の形状変化が可能)
  • ■制菌性(菌の繁殖を抑える)
「シルクフィブロイン」の機能性表